ナースの想い

【新卒の新人ナース必見!!】これだけやろう!新しい職場に向けての心得!3つの大事なこと!

国家試験が終わると合格発表を待ちながら職場探し

付属の学校だと就職はほぼ付属の病院で決まります

もちろん、そうでない人もいます

そして、新しい職場が決まると入職までドキドキ・・・

うまく仕事できるかな?職場の環境が合うかな?人間関係大丈夫かな?

その期待と不安を少しでも軽くしてあげたい!!

新卒新人ナース!これだけは必ずやること!3選!

1、メモ帳を常に持ち歩く

2、わからないことはすぐに聞く

3、報告、連絡、相談は必ずする

メモ帳は常に持ち歩くって当たり前だよね?

実はこれ、意外とできていない人おおいです

新卒ナースは指導者と一緒に常に仕事をします

何をするにも必ず指導者が先にやってみせてくれます

そんな時に何もせず黙ってみている人

ものすごーく怒られます

怒られるならまだいいのですが何も言わない指導者もいます

そして、1日の仕事の最後に

「メモもしないで見ただけで理解できたんだよね?次はひとりで全部やってもらうから」

こんなことを言われた日には泣きたくなります

何やってたんだわたし・・・

学校ではたくさん勉強します

国家試験のためにもものすごく勉強しました

ですが

知識ではわかっていても、いざ現場ではわからない、できないことが9割です

「おしっこが出ないのでバルーンチューブを入れます

「自分で痰が出せないのでサクションをしてとります

言葉を聞いて、みなさんは理屈はわかっていると思いますが

さぁ、やってみてください!

となると

バルーンチューブってどうやって入れるの?

チューブってなにを使うの?どんな道具が必要なの?

サクションってどれくらいの強さでするの?

どれくらいチューブを入れるの?

道具はどこにあるのか、どんな道具を使うのかもわかりません

実習で使った同じものがあるとは限りません

まずは指導者が「ここに道具が置いてあって、これを使ってやります」と教えてくれます

指導者が教えてくれている時に何もせずただ立ってみている。。

どうでしょう?

教えている方も新人がそんな態度なら当然怒りますよね?

どんな些細なことでも構いません!

指導者の教えてくれたことはメモをとりましょう

道具の場所からやり方まで、目で見たこと思ったことを書きましょう!

常にメモ帳は手に持ってていつでも書けるようにしておく!

さらに・・

病棟の仕事をメモするだけではありません!!

患者さんを検査室に連れていくこともあります

時々ですが、検査室の技師さんも色々と教えてくれることがあります

レントゲン写真を見ながら「肺のこの白いところが肺炎だよ」

CTを見ながら「血管のこの狭くなっている部分のところが病変だよ」

そういう時でもメモをとりましょう

検査はほとんどがすぐに終わるので、技師さんに質問できればいいのですが、もしできなかった場合はカルテを見てください。医師が画像の内容を書いてくれるので、メモと照らし合わせてみると、血管の名前がわかったり肺のどの辺りが肺炎なのかわかったりします

看護師は日々学ぶことばかりの仕事です

仕事に慣れているベテランでも何かわからないことがあった時はメモをします

まずはどこでも何でもメモを取る習慣を身につけましょう!

わからないことはすぐに聞く!わからないままにしない!

入職し右も左もわからない状況で必死にメモをとっている時に

「それどういうこと?」

ということを耳にすることがあります

言っていることがわからない!となった時はすぐに聞いてみましょう!

看護の専門用語程度なら調べればわかることなのですが、患者の特徴や病気のこと、使っている機器のこと、色々な情報の色々な言葉を聞くことになります

「それってどういう意味なんですか?」

この一言がものすごく大事です

わからないことをわからないままにしておくとそのまま業務が進んでしまいます

わからないからと知らないままにしておくと事故にもつながります

あとで調べたらわかるだろうではなく、わからないことはその場で聞くようにしましょう

ここで大事になってくるのが自分のメモ帳です

メモ帳を見ながら「先ほど、みらいさんが言っていたコレってどういう意味なんでしょうか?」と聞いてみてください

ただ漠然と、これってどういう意味ですか?と聞くと

「メモ取ってないの?さっき説明したよね?」

なんて突っ込まれたりします

指導者も、これくらいわかっていると思い話をしてたりもします

ですが、、

新人はほんとーに何もわかりません(笑)

なので「こういう説明だったのですがここがわからなくて」

と言われると大体の指導者は答えてくれます

学生時代はわからないことを聞くと「じゃあ自分で調べてきて、わかったら教えて」なんて言われ、寝ないでレポートを仕上げたりしましたよね(笑)

いざ自分が看護師になるとそのようなことは無いと思うのでどんどん聞いてみましょう!

でも、勉強してきて!なんて言ってくる病院ももしかしたらあったりして・・

報告!連絡!相談!ほうれんそうは必ず忘れずにする!!

指導者のいない所でちょっとした仕事を頼まれたり、また、患者に何かを頼まれたりすることも多々あります。

詰め所に誰もいない中、自分だけがいて電話が鳴り響くなんてこともあります。

「看護師のみらいさんに検体を検査室に持って行ってほしいといわれたので検査室の安田さんに渡しました」

「患者の田中さんがお水が欲しいと言ったのでコップ100mlほどお水をあげました」

「薬局から電話がかかってきて、佐藤さんの薬ができたと連絡がきました」

誰に何を頼まれたのか

どう行動したのか

指導者が戻ってきたら、自分が行動したことを報告してください

上記3つとも別に報告することのほどでもないように感じますが、こんなことでも報告しないで黙っていると、とんでもないことにつながることもあります

「検体を検査室に持って行ったの誰?患者の名前間違ってるんだけど!!」

「田中さんに水あげたの誰?水分量を管理しているから今あげたらダメなんだけど!」

「薬局から電話きた?佐藤さんの薬急いであげたいんだけど誰か知らない?」

指導者にしっかりと伝えていると全てにおいてフォローをしてくれるのですが、何も報告をしていないと・・・

「検体はあなたが持って行ったの?名前は確認した?みらいさんにも名前見てもらった?」

「何も確認しないでなんで勝手に水あげたの?患者のことまだわからないのに勝手なことしないで!」

「電話来てたのになんで言わないの?急ぎの薬なんだから早く伝えてくれないと!困るのは患者なの!」

当然のように対応したナースが全て悪いということになります

検体は頼まれたから持って行っただけなのに・・・

水が欲しいって言われたからあげただけなのに・・

誰もいなかったから電話に出ただけなのに・・

些細なことでも必ず、報告、連絡しましょう!!

「だけ」のことでも命にかかわることがあることを忘れないでください

そしてもう1つ大事なのが相談です

仕事でわからないことはたくさん出てきます。聞けば解決することもありますがそれだけではありません。

技術的なことに関してはコツがあったりします

「注射がうまくできなくていつも失敗してしまうのですが、みらいさんは注射うまいですよね!コツとかあるんですか?」

「患者との会話がうまくできなくて、いつも聞きたいことをうまく聞き出せなくて。コミュニケーションってどうしたらうまくできますか?」

こんなちょっとした悩みでも、指導者や場合によっては他のナースに相談してみましょう

注射に関しては

「佐藤さんならここに良い血管があるよ!」

「鈴木さんは血管が細くて注射は難しいからみんな失敗することあるよ」

「田中さんに注射するのはみらいさんが上手だから、無理な時はみらいさんにお願いするといいよ!」

コミュニケーションに関しては

「佐藤さんはスポーツの話が好きだからスポーツの話してみるといいよ」

「鈴木さんは言語障害があって言葉がうまく出てこない時があるからいっぱい喋ってみて」

「田中さんは無愛想だけどみらいさんだとよく会話してるからみらいさんに頼むといいよ」

というような

働いている職員だからこそ知っている患者の特徴もあります

勉強で得た知識だけが役にたつわけではありません

必ずしも教科書通りの症状が出てくるわけではありません

何度も失敗してうまくなる!

相談して得た内容を自分の知識や技術として成長して行ってください

経験が大事になってくる仕事なので、先輩ナースの経験も参考にしましょう!

相談は先輩だけではなく同期のナースにもしよう!

相談はなにも仕事の相談だけではありません

そう、みんながストレス溜めているので何より言いたいのが

愚痴(笑)

「みらいっていうナースうざくない?ほんと態度でかいんだけど」

「医者の前田も指示細かくてわかりにくいし、一緒に仕事したくないよね」

「主任なんかいつも病棟にいないし、今日仕事してた?あの人ほんと働かないよね」

普段先輩ナースや指導者には言えない愚痴

出るわ出るわ、5日ぶりに浣腸したくらいに出てきます(笑)

愚痴だけではなく先輩に聞きたくても聞きにくいことも多々あります

「これ前にも聞いたしもう1回聞くのはちょっとなぁ・・急だったからメモ取るのも忘れてたし」

そんな時に頼るのが同期のナースです

わからないことを聞きやすいのはなんだかんだで同期入社したナース

新人じゃなくても同期というのはとても安心感があり話もしやすいです

場合によっては指導者より同期のナースを頼りましょう!

どこの病院もナースは人手不足【余談】

ほぼ全ての病院といってもいいくらい、看護師はどこも募集しています

看護師はキツイ仕事です

仕事だけではなくいじめなども残念ながらあります

・自分に合わない職場環境だ

・いじめにあっている

・上司が嫌いだ、一緒に働きたくない

仕事のきついのはある程度我慢できてしまうのですが、この3つのことで職場を辞める人が多いです

おそらく誰もが経験する3ヶ条だとわたしは思っています

そんな時はすぐに辞めましょう!!

我慢する必要はありません!

みなさんを必要としている病院は他にも無数あります!

世の中ブラック企業というものがありますが、病院もブラックな職場があります

休みが取れない

給料と仕事量が合わない

ブラックな職場に居続ける必要はありません

自分の方が体をこわしてしまうのですぐに辞めましょう!!

まとめ

メモ帳は常に持ち歩く

わからないことはすぐに聞き確認

些細なことでも必ず報告、連絡相談

同期を大切にする

新人ナースはこれだけ気をつけると仕事もグッとやりやすくなります

辛いことだけではありません

患者からもらう「ありがとう」の言葉が何よりも嬉しいと感じる日が来ます!

そして、みなさんと一緒に働ける日が来るのを楽しみにしています

GOOD LUCK!!